本ページはプロモーションが含まれています
明末清初中国と東アジア近世

著者:岸本美緒
出版社:岩波書店
出版日:2021年03月11日頃
ISBN10:4000248944
ISBN13:9784000248945
販売価格:3,850円
社会の大きな揺らぎのなかで、新たな秩序への模索と葛藤が繰り広げられた一六ー一八世紀。著者は明清史をフィールドに、東アジアの共時性としての「近世」を考察してきた。総説「東アジア・東南アジア伝統社会の形成」をはじめ、時代区分、皇帝権力、国家観、市場構造などの論点から、世界史へと開かれた課題を提示する。 まえがき 第1部 東アジアのなかの中国「近世」 第一章 東アジア・東南アジア伝統社会の形成  はじめに  一 明初朝貢秩序の解体(-一五七〇年代)  二 新興軍事勢力の成長(一五七〇年代ー一六三〇年代)  三 明清交替と一七世紀の局面転換(一六三〇年代ー一六八〇年代)  四 伝統社会の形成(一六八〇年代ー一八〇〇年)  おわりに 第二章 皇帝と官僚・紳士ーー明から清へ  はじめに  一 「専制権力」のパラドックス  二 皇帝権力をめぐる議論  三 明から清へ  おわりに 第三章 中国史における「近世」の概念  はじめに  一 日本と中国における初期の「近世」論  二 「近世」と「近代」  三 多様な「近世化」 付 論 「近世化」と「東アジア化」  はじめにーー時代区分と地域区分  一 「近世化」をめぐって  二 「東アジア化」をめぐって  三 清朝政権の性格をめぐって  おわりに 第2部 伝統社会の形成ーー国家・市場・社会観 第四章 「中国」と「外夷」--明代から清中期における国家呼称の問題  はじめに  一 概略の動向  二 明代における対比概念ーー「中国」と「夷狄」  三 清代前期における国家関係概念の用法変化  おわりに 第五章 徳治の構造ーー寛容の比較史を手がかりに  はじめに  一 「共存」をめぐる一般的な問題状況と対応の型  二 西欧の寛容論と中国像  三 清初における「共存問題」  おわりに 第六章 清初上海地方人士の国家観ーー 『歴年記』を中心に  はじめに  一 『歴年記』に記載された国家・朝廷に関するニュース  二 清朝国家に対する姚廷遴の評価  おわりに 第七章 明末清初の市場構造ーーモデルと実態  はじめに  一 銀流入と国内経済の関係をめぐる問い  二 仮説的モデルの提示  三 「康熙不況」再考  おわりに 第八章 米とシルクと歓楽街ーー一七─一八世紀の蘇州  はじめに  一 蘇州の地理的位置と歴史  二 「姑蘇繁華図」に見る清代中期蘇州の経済  三 全国的米穀流通の要ーー蘇州城外楓橋鎮  四 製糸・絹織業の中心地ーー農民と職人  五 蘇州市民のレジャーと消費ーー贅沢は経済を活性化できるか?  おわりに 索 引
お気に入り追加
ショップ

古本・中古価格

在庫詳細
アマゾン(中古)
検索中...
楽天市場(中古)
検索中...
Yahoo!ショッピング(中古)
検索中...
au PAY マーケット(中古) icon
検索中...
メルカリ
検索中...
楽天ラクマ
検索中...
Yahoo!フリマ
検索中...
ネットオフ
検索中...
駿河屋
検索中...
ブックオフオンライン
検索中...
スーパー源氏
検索中...
日本の古本屋
検索中...
ジモティー
検索中...
Yahoo!オークション
検索中...
モバオク
検索中...
DMM通販(中古)
検索中...
HMV & BOOKS(中古)
検索中...
ebookjapan(電子書籍)
検索中...
BookLive(電子書籍)
検索中...
honto(電子書籍)
検索中...
楽天kobo(電子書籍)
検索中...
紀伊国屋(電子書籍)
検索中...
お気に入り追加

新品・買取・口コミ

関連書籍

履歴すべて削除

キャンペーン・割引クーポン

©2006-2025 Bookget  古本買取  運営情報